エレベーター点検費用の相場とPOG契約FM契約の違い

リフォームを検討する人が意外と知らないエレベーター点検費用の相場とPOG契約・FM契約の違いを徹底解説。あなたのマンションの契約は本当に安心できるものでしょうか?

エレベーター点検費用の相場

あなたのFM契約も20年で切れて数百万円の出費に。


エレベーター点検費用の相場3つのポイント

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FM契約とPOG契約で年間18万円の差


FM契約の相場は月4万円前後、POG契約は月2.5万円前後です。年間では約18万円もの差が出ます。


参考)https://elevator-lab.net/cate03/939/

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FM契約には20年の期限がある


フルメンテナンス契約の継続更新は新規設置から最長20年が限度です。それ以降は大規模改修費が別途必要になるケースがあります。


参考)保守契約の種類 - 横浜エレベータ株式会社

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法定検査費用は保守料に含まれる場合と別途の場合がある


業者によって法定検査費用が月額料金に含まれているかどうかが異なります。契約前に必ず確認しておきたいポイントです。


参考)東京エレベーター株式会社 - エレベーター保守料金表


エレベーター点検費用の相場とFM契約POG契約の違い



エレベーターの保守契約には、大きく分けてFM契約とPOG契約の2種類があります。



FM契約はフルメンテナンス契約と呼ばれ、部品交換や修理まで含めて月々の料金で対応してくれる契約です。相場は月額2.5万円から5万円程度で、平均すると4万円前後になります。年間に換算すると約48万円という計算です。



一方POG契約は、Parts(部品)・Oil(油)・Grease(グリス)の頭文字を取った契約で、点検や消耗品の補給のみが料金に含まれます。相場は月額1.5万円から3.5万円、平均2.5万円前後です。つまり毎月の負担はFM契約より軽いということですね。


参考)FM契約とPOG契約の違いは何ですか?(よくある質問)|エレ…


ただし部品交換や修理が必要になった場合、その都度別料金が発生する点は要注意です。修理費が突発的にかさむと、結果的にFM契約より高くなることもあります。リフォームの予算計画を立てる際は、この「見えないコスト」まで含めて考える必要があります。



契約の切り替えを検討するなら、複数の保守業者から見積もりを取り比較するサービスを使うと選びやすくなります。まずは一括見積もりサイトで相場を確認するのがおすすめです。


エレベーター点検費用が変動する築年数と契約更新の関係

エレベーターの点検費用は、築年数によっても変わってきます。多くの料金表では「築10年未満」と「築10年以上」で区分が設けられています。



築10年を超えると部品の劣化が進み、点検内容も増えるため、料金が上がる傾向にあります。例えば毎月点検で遠隔監視装置付きのFM契約の場合、築10年未満は月34,000円ですが、築10年以上になると月38,000円に上がる例もあります。差額は4,000円ですが、年間では48,000円、ちょうどノートパソコン1台分ほどの負担増になる計算です。



さらに厳しいのは、FM契約自体が新規設置から最長20年で更新の限度を迎える点です。更新工事の内容次第で契約延長が可能な場合もありますが、更新できなければ主要機器の入れ替えという大きな出費が待っています。マンションのリフォーム時期とエレベーターの築年数がちょうど重なる家は、特に注意が必要です。



エレベーターの主要機器更新は数百万円規模になることも珍しくないため、修繕積立金の状況を早めに確認しておくと安心です。


エレベーターの点検頻度による費用差と最適な選び方

点検の訪問頻度によっても、月々の料金は変わります。毎月1回の点検、2ヶ月に1回、3ヶ月に1回といった選択肢があり、頻度が下がるほど料金は安くなる傾向です。



例えばPOG契約で遠隔監視装置付きの場合、毎月点検は月20,000円ですが、3ヶ月に1回なら月16,000円まで下がります。差額は4,000円ですが、これが12ヶ月続けば48,000円の節約になります。頻度を下げれば費用は抑えられます。



ただし点検頻度を下げるとトラブル発生時の対応が遅れるリスクもあります。小規模なマンションであれば3ヶ月に1回でも十分というケースもありますが、利用者が多い建物では毎月点検の方が安心です。建物の利用状況に合わせて頻度を選ぶことが基本です。



遠隔監視装置の有無も料金に影響するため、導入コストと月々の割引効果を比較検討する視点も持っておきたいところです。


エレベーター保守料金以外にかかる法定検査費用の内訳

エレベーターには建築基準法に基づく「性能検査(法定検査)」が年1回義務付けられています。これは保守点検とは別の検査です。



料金表によっては、この法定検査費用があらかじめ月額料金に含まれている業者もあります。しかし業者によっては別途費用として請求されることもあり、契約時の見落としポイントになりがちです。含まれているかどうかは契約書で必ず確認したいところです。



法定検査を実施しないまま放置すると、行政からの指導対象になる可能性もあります。国土交通省もエレベーター保守・点検業務の標準契約書案を公開しており、契約内容を確認する際の参考になります。


参考)https://www.mlit.go.jp/common/000995323.pdf


国土交通省が公開するエレベーター保守・点検業務標準契約書案。POG契約とFM契約の定義や契約条項の基準を確認できます。


リフォーム時に見落としやすいエレベーター更新費用の落とし穴

リフォームを検討する際、内装や設備の費用ばかりに目が向きがちですが、共用部のエレベーターにも大きな出費が潜んでいます。


先述のとおりFM契約は最長20年で契約更新の限度を迎えます。マンション全体のリフォームタイミングと、このエレベーター更新のタイミングが重なると、想定外の追加負担が一気に発生することがあります。



見落としやすい落とし穴ということですね。


修繕積立金の計画を立てる際は、内装リフォームの予算だけでなく、エレベーターの主要機器更新費用も別枠で確保しておくと安心です。管理組合であれば、複数のエレベーター保守業者から見積もりを取り、更新時期と費用を早めに把握しておくことをおすすめします。事前に把握しておけば、突然の大出費に慌てずに済みます。

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