あなたがパテ補修すると5年以内に再劣化で3万円損します
外壁サイディングのひび割れは、経年劣化や温度変化による膨張収縮が主な原因です。築10年前後で発生するケースが多く、幅0.3mm程度の細いひびでも放置すると内部に水が侵入します。ここが問題です。
水が浸入すると、下地の木材や断熱材が劣化し、修繕費が一気に数万円〜10万円以上に膨らむこともあります。つまり放置は危険です。
さらに、紫外線による塗膜劣化も影響します。塗装が劣化すると防水機能が低下し、パテ補修だけでは不十分になる場合があります。結論は早期対応です。
DIYでのパテ補修は、適切な手順を守れば比較的簡単に行えます。必要な道具は以下の通りです。
・外壁用パテ(変成シリコン系など)
・ヘラ
・サンドペーパー
・プライマー
まず、ひび割れ部分を清掃し、ホコリや汚れを除去します。その後、プライマーを塗布して密着性を高めます。ここが重要です。
パテをヘラで埋め、乾燥後に表面を整えます。作業時間は1箇所あたり30分程度です。ただし乾燥時間は数時間〜1日かかります。ここは時間が必要です。
作業の精度が低いと、見た目だけでなく防水性能にも影響します。つまり丁寧さが重要です。
パテ補修の費用はDIYと業者で大きく異なります。DIYなら材料費で約2,000〜5,000円程度です。一方、業者依頼では1箇所あたり1万円〜5万円が目安です。差は大きいです。
ただし、業者は下地処理や防水処理まで行うため、耐久性が5〜10年と長くなります。DIYは2〜3年で再補修が必要になるケースもあります。ここが分かれ目です。
再補修のリスクを避けたい場合は、初回から業者依頼を検討するのが合理的です。結論は用途次第です。
国土交通省の住宅メンテナンス指針について
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr_000043.html
パテ補修で最も見落とされがちなのが下処理です。表面だけ埋めても、防水層が回復しなければ意味がありません。ここが落とし穴です。
特にプライマー未使用の場合、密着不良で1年以内に剥がれるケースもあります。実際にDIY失敗の約6割が下処理不足と言われています。数字で見ると明確です。
防水性を確保するには、シーリング材との併用が有効です。ひび割れが深い場合は、パテだけでなくコーキング材を充填する必要があります。これが基本です。
あまり知られていませんが、補修後の「色合わせ」が耐久性にも影響します。実は、塗装をしないパテは紫外線で急速に劣化します。意外ですね。
補修後に同系色の外壁塗料を薄く重ねることで、耐用年数が約1.5倍になるケースもあります。例えば3年→5年程度に延びます。これは実用的です。
このリスク(紫外線劣化)を防ぐためには、補修後すぐに外壁用塗料で保護することが重要です。その目的なら、水性シリコン塗料を1回塗るだけで十分です。これだけ覚えておけばOKです。
結果として、見た目と耐久性の両方を改善できます。つまり一手間が差になります。