その傘立てDIY、あなたの新品フローリングにシミを残します。

傘立てDIYの材料は、100均の木製すのこ、ワイヤーネット、結束バンドが中心です。すのこ2枚を桟の位置を合わせて組み合わせるだけで、底の枠と側面ができあがります。ワイヤーネットを使う場合は、4枚を四角く囲って結束バンドで固定する方法が一般的です。
材料費は300円ほどで済むケースも多いです。
市販の傘立てが3000円前後することを考えると、この価格差は大きいです。ただしワイヤーネットタイプは見た目が事務的になりやすく、玄関のインテリアに合わせにくいという声もあります。すのこタイプは木の質感があるため、リフォーム済みの玄関にも馴染みやすいのが利点です。
すのこを使う場合、まず底になる枠を杉材でカットし、すのこの桟の高さに合わせてビス留めします。次に側板となるすのこ2枚を裏面に仮置きし、真ん中の桟を仕切り板に合わせて固定します。仕切り板を入れることで傘が倒れにくくなり、複数本をきれいに収納できます。
サイズの目安は高さ60cmほど、これは一般的な玄関の下駄箱の半分くらいの高さです。
ワイヤーネットタイプは工具不要で作れるのが最大の特徴です。ワイヤーネット1枚(サイズ54.5×33cmほど、はがき約6枚分の面積)と結束バンド170本入りのセットがあれば、直径20cm前後のコンパクトな傘立てが完成します。
工具を使わないので、賃貸住宅でも気軽に試せます。
一方でワイヤーネットは傘の先端が細い金網の間から滑り落ちやすく、安定感に欠ける場合があります。底にステンレストレーやプラスチック製の受け皿を敷くと、水受けと安定の両方を兼ねられます。この受け皿の有無で、床への影響が大きく変わってきます。
参考)【100均DIY】傘立てを作ってみました。初心者の方にお勧め…
ここは検索上位ではあまり触れられていない視点ですが、DIY傘立ての底が直接フローリングやクッションフロアに接すると、湿気がこもりやすくなります。特にリフォームで床材を張り替えたばかりの家では、シミやカビの発生に直結しやすいです。
濡れた傘を毎日置くだけで、床材の劣化は静かに進みます。
結論は、底に防水シートかコルクマットを1枚挟むだけで大きく変わるということです。100均でも防水シートは手に入るので、傘立て本体と同じタイミングで用意しておくと安心です。リフォーム直後の床を守りたい場合は、傘立ての設置場所に防水シートを敷くという行動だけ覚えておけば十分です。
床材メーカーの案内でも、水分の放置がフローリングの反りや変色の原因になると説明されています。
仕上げにニスや塗料を使うと、同じ材料でも印象が大きく変わります。水性ニスのメープルをスポンジで薄く塗り、乾燥後にウォールナットを重ね塗りすると、アンティーク風の深みが出ます。ブリキボードやステンシルシートを貼るだけでも、既製品に近い雰囲気に仕上がります。
塗装の手間はかかりますが、見栄えの差は歴然です。
玄関のドアや壁紙の色に合わせて塗料を選ぶと、リフォーム後の内装との一体感が出しやすくなります。セリアやダイソーには100均とは思えないデザインの装飾パーツも多く、組み合わせ次第で市販品以上の完成度も狙えます。まずは家にある傘のサイズと本数をメモすることが、失敗しない材料選びの第一歩です。
参考)傘立ては100均セリアで買える?売り場とダイソーやキャンドゥ…
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