あなたが2x4をそのまま使うと1cmズレて棚が傾きます
SPF材とは、スプルース・パイン・ファーの略で、北米で大量生産される建築用木材です。ホームセンターでよく見る2x4材が代表例です。実はサイズは「呼び寸法」と「実寸法」に分かれます。ここが重要です。
例えば2x4は「約2インチ×4インチ」という意味ですが、実寸は約38mm×89mmです。約1.2cmほど小さくなります。乾燥とプレーナー加工で削られるためです。つまり表示より小さいです。
この違いを知らないと、棚や枠を組むときにズレが出ます。結論は規格理解です。
代表的なSPF材のサイズは以下の通りです。
・1x4 → 約19mm×89mm
・2x4 → 約38mm×89mm
・2x6 → 約38mm×140mm
・2x8 → 約38mm×184mm
インチ表記からミリ換算すると、本来はもっと大きいはずです。しかし実際は削られています。ここがポイントです。
例えば2x4を4本並べると、理論上は約356mmですが、実際は約352mm程度になります。約4mmの差です。小さい差です。
ですが家具では致命的です。扉が閉まらない原因になります。つまり実寸基準です。
DIY初心者がやりがちな失敗は「表示サイズで設計すること」です。これで寸法ズレが起きます。よくあるミスです。
例えば幅900mmの棚を作るとき、2x4を10本並べればOKと考えるケースです。しかし実際は約880〜890mm程度になります。約1cmズレます。痛いですね。
このズレを防ぐには、現物測定が重要です。購入時に1本測るだけで精度が上がります。これだけ覚えておけばOKです。
また、ホームセンターのカットサービスも活用できます。誤差を減らす手段です。
木材は乾燥すると縮みます。これがサイズズレの原因です。自然素材の特徴です。
SPF材は含水率が下がると、幅方向で約1〜3%縮みます。例えば89mm幅なら最大約2〜3mm縮む計算です。意外ですね。
さらに湿気を吸うと膨張もします。季節でも変わります。つまり動く素材です。
この変化を考慮せずに固定すると、反りや割れが発生します。注意が必要です。結論は余裕設計です。
SPF材は安いですが、強度は用途次第です。万能ではありません。ここは盲点です。
例えば2x4は曲げ強度が約10〜15N/mm²程度で、長さ1mを超える棚ではたわみやすくなります。中央が下がります。これが現実です。
対策としては、スパン(支点間距離)を短くすることです。例えば50cm以内に支えを入れると安定します。これが基本です。
また、強度不足がリスクになる場面では「構造用合板」を併用する方法があります。荷重分散が狙いです。ホームセンターで簡単に入手できます。
この知識があれば、無駄な買い直しを防げます。つまりコスパ改善です。