塩素系漂白剤を毎回使うと、タンク内のゴム部品が2〜3年で劣化し修理費が2万円超えになります。
トイレタンクの内部は、常に水が溜まっており湿度が非常に高い環境です。この条件が、黒カビや雑菌の繁殖を促します。放置すると、タンク内で育ったカビが流水とともに便器に流れ込み、いわゆる「サボったリング」と呼ばれる黒ずみの主な原因になります。
タンク内部には、浮き球・フロートバルブ・ゴムフラッパーといったゴムや樹脂製の部品が多数あります。これらの部品が汚れで詰まったり劣化したりすると、水が常時少量流れ続ける「チョロチョロ漏れ」が発生します。 水道代に換算すると、1ヶ月で数百〜数千円の無駄遣いにつながることもあります。つまり、定期的な掃除は節約にも直結します。
道具はそれほど多く要りません。基本的に以下があれば作業できます。
洗剤選びが最大のポイントです。
タンク内部には樹脂・ゴム・発泡スチロール製の部品があり、塩素系漂白剤(ハイターなど)を使うとこれらが劣化します。 サビの原因にもなるため、LIXILやTOTOなどのメーカーも塩素系の使用を非推奨としています。
参考)LIXIL | お客さまサポート | お手入れ・お掃除方法 …
カビが発生している場合に限り、泡タイプの塩素系漂白剤をごく短時間(5分程度)スポット的に使う方法もありますが、その後は必ずしっかりと水で流し切ることが条件です。 頻繁な使用は避けるのが原則です。
参考)【トイレタンクの掃除方法】きれいに保つポイントや注意点を解説…
手順通りに進めれば、初めての方でも安全にできます。所要時間は準備〜片付けまで含めて30〜40分ほどです。
| ステップ | 作業内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ① | 止水栓をマイナスドライバーで閉める | 右に回すと閉まる。回した回数を覚えておく |
| ② | レバーを回してタンク内の水を排水 | 水が完全になくなるまで待つ |
| ③ | タンクの蓋を外す | 陶器製のため落とさないよう注意。ゆっくり持ち上げる |
| ④ | 蓋の裏・手洗い部分をスポンジで拭く | 中性洗剤を薄めて使用。研磨剤入りは傷がつくので禁止 |
| ⑤ | タンク内をスポンジ・ブラシで洗う | 部品に強くこすりつけず、軽くなでるように洗う |
| ⑥ | 止水栓を開けて水を溜め直す | 閉めた回数分、逆に回すと元の水量に戻る |
| ⑦ | レバーを回して水を流し、洗剤を完全に流す | 2〜3回流すと安心 |
タンクの蓋は陶器製のため、落とすと割れます。作業時は床にタオルや段ボールを敷いておくと安心です。 これは必須の準備です。
参考)トイレのタンクの掃除方法とは?必要なものと注意点もご紹介
止水栓を閉めた回数はメモしておきましょう。元の水量に正確に戻すためです。回数がわからなくなると、水の流れが弱くなったり強すぎたりするトラブルになります。
「蓋を外すのが怖い」「時間がない」という場合は、蓋を開けない簡易版の掃除が有効です。これは工具も不要で、5分ほどで終わります。
手順は非常にシンプルです。
1. レバーを回してタンクの水を一度流す
2. 手洗い器の穴(または蓋の隙間)から酸素系漂白剤またはタンク専用洗浄剤を規定量投入
3. 2〜6時間そのまま放置(就寝前に入れると効率的)
4. 翌朝、レバーを回して水を流す
専用の洗浄剤を使う場合は、木村石鹸の「トイレキレイ」などの酸素系タイプが部品への影響が少なくおすすめです。 1包35gで1回分というわかりやすい設計になっており、入れすぎを防げます。これは使えそうです。
参考)【楽天市場】簡単入れるだけ! トイレキレイ トイレタンク洗浄…
リフォームを検討している方にとって、タンク掃除はトイレの「寿命診断」にもなります。これが独自の視点です。
タンク蓋を開けた際に、以下のような状態であれば部品交換またはトイレ本体のリフォームを検討するサインです。
一般的にトイレ本体の耐用年数は約15〜20年とされています。 部品だけの交換で済む場合もありますが、10年以上経過したタンク式トイレであれば、タンクレストイレやウォシュレット一体型への交換リフォームを同時に検討するのが費用対効果の面で合理的です。
タンク掃除の際にひびや部品劣化を発見したら、まずはLIXILやTOTOのサポートページで品番を確認し、部品供給期間内かどうかを調べることが最初の行動です。製造から10年を超えると部品供給が終了するケースもあるため、早めの確認が重要です。
参考)https://jp.toto.com/support/maintenance/toilet/cleaningtool/tank/
TOTO製品の部品・メンテナンス情報(部品供給期間の確認に役立ちます)。
TOTO 便器・タンクのお手入れ公式ページ
LIXIL製品のタンクお手入れ詳細(メーカー推奨の洗剤・方法が掲載)。
LIXIL タンクのお手入れ・お掃除方法
| 床材 | 費用(DIY) | 耐水性 | 施工難易度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| クッションフロア | 5,000〜1万円 | ◎ 高い | ★☆☆ 簡単 | 初心者・賃貸 |
| フロアタイル | 8,000〜1.5万円 | ○ 普通 | ★★☆ 中級 | デザイン重視 |
| フローリング | 1.5〜3万円 | △ 低め | ★★★ 難しい | 本格リフォームnasahome |
| シリーズ | 特徴 | ボウル形状 | 価格帯の目安 |
|---|---|---|---|
| エスクア (ESCUA) | 収納力重視、引き出し式・扉式が充実、ハイバックガード標準 | すべり台ボウル | 中〜高価格帯 |
| オクターブ | デザイン重視、奥行きが広めでゆとりある使い心地 | 広口タイプ | 中価格帯 |