国の制度でまず押さえたいのは、蓄熱暖房機の撤去は単独では補助対象にならず、高効率給湯器の設置とあわせた申請が前提という点です。
参考)撤去加算について|給湯省エネ2026事業【公式】
つまり同じ「撤去」でも、ただ外す工事と、給湯器交換を含む省エネリフォームでは扱いがまったく違います。結論は同時申請です。
参考)【2025年度対応】北海道電力「ほくでんエコ替えキャンペーン…
給湯省エネ2026事業では、電気蓄熱暖房機の撤去に対して1台あたり4万円、1戸あたり2台まで加算されるため、最大8万円まで上乗せされます。
「1台片づければ少し戻る」程度に思っている人ほど、この上限額は見逃しやすいです。意外ですね。
さらに、撤去加算には別枠の予算が設定されており、公式には36億円を目途に達し次第終了予定と明記されています。
本体の給湯器補助が残っていても、撤去加算だけ先に終わる可能性があります。これは使えそうです。

補助の条件で最重要なのは、撤去工事がリフォーム工事として行われ、高効率給湯器の設置に伴うもので、しかもその交付申請時にあわせて申請する必要があることです。
後から「そういえば蓄熱暖房機も外した」と追加する発想は通りません。〇〇が原則です。
公式情報では、対象となる撤去は2025年11月28日以降の工事に限るとされ、さらにエコキュートそのものの撤去は加算対象外と注意書きがあります。
ここは勘違いしやすいところです。古い設備を何でも撤去すれば加算されるわけではありません。〇〇だけは例外です。
加えて、国の他制度とは重複条件に注意が必要で、みらいエコ住宅2026事業で高効率給湯器の補助を受ける場合、撤去による加算は受けられないと公式に示されています。
制度をまたいで「全部盛り」で取れると思うと、見積もりが崩れます。痛いですね。
参考になるのは、制度全体の対象条件と併用注意点です。
経済産業省 給湯省エネ2026事業
書類面で見落とされやすいのは、蓄熱暖房機の撤去では「撤去工事の契約書」「撤去中写真」「撤去後写真」が必須で、台数分の提出が必要なことです。
1台なら3点で済む感覚でも、2台撤去なら写真も2台分そろえる必要があります。〇〇は必須です。
しかも蓄熱暖房機の撤去中写真は、公式で「レンガと中の構造が確認できるもの」とされています。
外観だけ撮って終わりでは弱いということです。スマホで正面を1枚撮るだけでは不備になりやすいです。つまり写真の質です。
画像が粗く内容確認が難しい場合は不備となることがあり、同一写真の使い回しや合成が疑われる場合も厳正に対処すると公式に書かれています。
「とりあえず撮影」は危険です。ここでの対策は申請通過率を上げることなので、候補は工事前に施工会社へ撮影項目をメモで確認する、これが一番シンプルです。
撤去を給湯器設置業者とは別会社に分けて発注する場合は、分離発注工事証明書の提出が必要で、代表事業者として給湯器設置事業者が申請手続きを担う形に限られます。
別発注は自由でも、申請は自動ではつながりません。〇〇が条件です。
参考になるのは、撤去加算で必要な写真と分離発注の扱いです。
給湯省エネ2026事業 撤去加算について
全国共通の国制度とは別に、地域や電力会社の支援で差が出る点も見逃せません。北海道電力系の紹介情報では、ほくでんエコ替えキャンペーン2025として、蓄熱暖房機の撤去に5万円、さらに条件を満たす入替で合計25万円相当の支援例が示されています。
国の4万円/台とは考え方が違い、こちらは「戸あたり1回分」の扱いと説明されています。つまり台数計算ではないです。
ここが面白いところです。国制度では2台撤去で最大8万円なのに、地域施策では1戸5万円のように単位が違うため、単純比較すると判断を誤ります。
同じ「撤去補助金」という言葉でも、中身は別物です。どういうことでしょうか?
また、蓄熱暖房機を撤去すると電気料金メニューが変更になる可能性があると国の公式が注意喚起しています。
撤去後に基本料金や契約メニューの見直しが入ると、補助金だけで得したつもりが、月額コストで逆転することもあります。〇〇に注意すれば大丈夫です。
この場面の対策は、撤去後のランニングコストまで含めて判断することです。その狙いなら、候補は契約中の電力会社に現在メニューと変更後メニューを1回確認する、これで十分です。
検索上位の記事は補助額に目が行きがちですが、実際の失敗は「申請の入口」で起きます。個人が直接申請するのではなく、給湯省エネ事業では事業者経由で進む前提の情報が多く、段取りが悪いと着工、撮影、契約書記載の順番がずれやすいです。
参考)2026年エコキュート補助金|最大14万円の条件・申請方法
ここが盲点ですね。
たとえば契約書や明細書に「電気蓄熱暖房機の撤去」が確認できることが必要なので、見積書に撤去一式としか書かれていないと後で説明しにくくなります。
読者がやりがちなのは、見積総額だけ見て即決する動きです。結論は明細確認です。
そして撤去加算は予算額到達で終了予定ですから、設備選びを長く迷っているうちに、加算だけ締まるリスクがあります。
特に冬前に工事が集中しやすい地域では、1〜2か月の先送りがそのまま数万円差になることも十分ありえます。厳しいところですね。
このリスクの対策は、申請条件を先に固定してから機種比較に入ることです。その狙いなら、候補は「補助対象型番」「撤去写真の要件」「契約書の記載文言」の3点を施工店へ最初に確認する、これだけ覚えておけばOKです。