エアコンをつけっぱなしにしても、夏の冷房費は家庭の電力消費全体の3%未満しかありません。
参考)意外と知られていない、パッシブデザイン住宅のこと。|More…

パッシブデザインとは、特別な機械設備を使わず、太陽光や風、地熱といった自然のエネルギーを活用できるような建築技術や工夫で、心地よい室内環境を目指す設計手法のことです。 「パッシブ(passive)」は英語で「受動的」という意味を持ち、エアコンや照明などの機器に頼る「アクティブデザイン」と対になる考え方です。
参考)パッシブデザイン工法
リフォームの場面では、既存の家に断熱材を追加したり、窓を高性能サッシに交換したりすることでパッシブデザインの考え方を後から取り入れることができます。 新築だけの話ではありません。
参考)パッシブデザインってどうなの?|西宮市で注文住宅なら施工がで…
| 設計手法 | 概要 | エネルギー源 |
|---|---|---|
| 🌿 パッシブデザイン | 自然の力を活かす建築的工夫 | 太陽・風・地熱(無料) |
| ⚡ アクティブデザイン | 機械・設備でエネルギーを制御 | 電気・ガス(有料) |
パッシブデザインには、建築設計上で考える大切な5つのポイントがあります。 この5要素の最適解を組み合わせることで、冬は暖かく夏は涼しい室内環境が実現します。
健康面のメリットも見逃せません。冬場に室温が10℃以下になると、血圧の急激な変化によるヒートショックのリスクが高まりますが、パッシブデザイン住宅では真冬でも室温18℃以上をキープできるとされています。 家族全員の健康を守ることができます。
パッシブデザインには、知っておくべきデメリットも存在します。 メリットだけを見て判断するのは危険です。
パッシブデザインには明確な公的基準が存在せず、各ハウスメーカーや工務店がそれぞれの独自基準で「パッシブデザイン住宅」と名乗っているのが現状です。 「パッシブデザイン」と「パッシブハウス(認定制度あり)」は全く別の概念なので、混同しないよう注意が必要です。
既存住宅のリフォームにパッシブデザインを取り入れる際、多くの方が「大規模な工事が必要」と思い込んでいます。実際にはスモールステップで実現できます。
次のステップとして「庇・軒の追加・延長」があります。夏の直射日光を防ぐ庇を後付けするだけで、室温の上昇を数℃抑える効果が期待できます。 特に南向き・西向きの窓には効果的です。庇の出幅は一般的に窓高さの1/3〜1/2が目安とされています。
さらに本格的なリフォームを考えるなら、断熱材の充填(外断熱・内断熱)と高性能窓へのリプレースをセットで行うことで、建築当初からパッシブデザインで設計した住宅に近いレベルの断熱性能を達成できます。 国の「断熱リフォーム補助金」(住宅省エネ2024キャンペーン等)を活用すれば、工事費の一部が補助される制度もあります。工事前に補助金制度の確認をお忘れなく。
パッシブデザインを実践するために正確な情報が確認できる参考リンクです。断熱性能の基準値(UA値・ZEH等)について詳細なデータが掲載されています。
経済産業省 資源エネルギー庁「世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移」
パッシブデザインの5要素についての詳細な解説(権威ある専門団体による公式説明)はこちらです。
一般社団法人パッシブデザイン協議会「パッシブデザインとは」
| グレード | 目安価格(施工費込み) | 代表的なシリーズ例 |
|---|---|---|
| 梅(エコノミー) | 約8,000〜11,000円/㎡ | スタンダード品 |
| 竹(スタンダード) | 約11,000〜13,750円/㎡ | Fシリーズ |
| 松(プレミアム) | 約15,600〜19,800円/㎡ | Sシリーズ・Gシリーズ |
| 超松(ハイエンド) | 約19,800〜30,000円/㎡ | デザイン性の高い特注品 |