見た目より排水です。
杉材の例では、幅45mm×長さ420mmを6枚、幅95mm×長さ393mmを2枚、幅80mm×長さ220mmを4枚、幅20mm×長さ200mmを4枚、太さ6mmのロープ30cmを2本、細ビス長さ25mmを約50本使う構成です。ホームセンターのカットサービスを使うと、寸法合わせの手間を減らせます。材料をそろえる前に、必要な板数をメモしておくと買い足しのロスが減ります。これだけでも無駄な出費を抑えやすいです。
木材はそのままねじ込むと割れやすいので、下穴あけが基本です。All Aboutの作例では、ロープ穴は端から5cm、上から3cmの位置に8mmビットで貫通穴を開け、板の固定では端から1cm、上下から2cmほどの位置に下穴を取っています。クランプで材料を固定してから穴を開けると、ドリルが逃げにくくなります。つまり精度より先に、割れ防止を優先する流れです。
排水穴がないと水がたまり、根腐れの原因になります。100均系や簡易素材でも、底に2箇所以上の排水穴を開けるだけで水抜けが変わります。底板の端から2cmくらいの位置に固定する作例もあり、底面の空気層を意識すると蒸れにくくなります。水が抜けるだけでなく、通気も確保するのが条件です。
木製プランターは、プラスチックより熱を伝えにくく、直射日光の熱から土を守りやすい特徴があります。さらに通気性や水はけが良く、アジアンタムのような乾燥に弱い植物にも向きます。木材は吸水性があるため、余分な水分を吸って根腐れ予防に役立つ一方、屋外では劣化対策が必要です。見た目だけでなく、育てる植物との相性で選ぶと失敗が減ります。
意外ですが、段ボール系の簡易プランターは底の隙間が潰れやすく、蒸れやカビの原因になります。水抜き穴から出た土が雨で跳ね返り、外側が汚れることもあります。見栄えを先に整えるより、底の強度と泥はね対策を先に確認するほうが結果的に安上がりです。泥はねが気になる場面では、底上げや受け皿の確認を1回しておくと安心です。