シバゲン単体で使っても、実は雑草の3割は枯れずに生き残ります。

シバゲンDFは、ゴルフ場の芝生管理でも長年使われているプロ仕様の水和剤型除草剤です。 主成分のフラザスルフロンが25%含まれており、イネ科・カヤツリグサ科・広葉の一年生雑草から多年生雑草まで、幅広いターゲットに対応します。
参考)https://honobono-diy.com/5432/
茎葉処理と土壌処理の両方に効果があるのが最大の特徴です。 土壌処理効果により散布後も長い残効性を持つため、1回の散布で春夏期なら約40日、秋冬期なら約120日も雑草の発生を抑制できます。
参考)https://pj-kagoshima.com/view/item/000000000060
つまり年2回の散布が基本です。
日本芝(高麗芝・姫高麗芝・野芝・TM9)および西洋芝のバーミューダグラスに使用できますが、寒地型西洋芝(ベントグラスなど)には絶対に使用禁止です。 誤って撒くと芝が確実に枯れます。これは意外と知らない人が多いポイントです。
参考)https://shibao.blog/kusataihen/
市販の20gパッケージで、1平米あたり0.02gという超低薬量で効果を発揮します。 20gで最大1,000平方メートル(東京ドームのグラウンド面積の約1/1.3)をカバーできる計算です。コストパフォーマンスの高さが長年支持されている理由のひとつです。
参考)https://ibj.iskweb.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/d4b06b3b84b52730583c1629a73885fb.pdf
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主成分 | フラザスルフロン(25%) |
| 剤形 | 水和剤(粉末を水に溶かして使用) |
| 残効期間(春夏期) | 約40日 |
| 残効期間(秋冬期) | 約120日 |
| 使用可能な芝 | 日本芝・バーミューダグラス |
| 使用不可な芝 | 寒地型西洋芝(ベントグラス等) |
シバゲン単体では苦手な雑草があります。これが基本です。
セイヨウタンポポ・ツユクサ・オオイヌノフグリ・イヌホオズキなどの広葉雑草には効果が劣る傾向がある、とメーカーも明記しています。 これらの雑草が庭に多い場合、シバゲン1本で全部解決しようとすると、必ず取りこぼしが生まれます。
参考)https://honobono-diy.com/5432/
そこで登場するのが混合散布という手法です。 シバゲンDFにグリーンアージラン液剤(MCPA成分)やザイトロンアミン液剤(2,4-PA成分)を組み合わせることで、広葉雑草への対応力が大幅に向上します。これは実際にゴルフ場や芝生管理の現場でも使われる実績ある手法です。
参考)https://realgreennikodawatte.com/yasuyo-202410-weed-control/
厳密に言えば、シバゲンのメーカー公式ラベルにも「アージラン液剤・ザイトロンアミン液剤等との組み合わせにより難防除雑草に対する効果がより安定し、防除適期幅も広がる」と明記されています。
参考)https://pj-kagoshima.com/view/item/000000000060
混合によるメリットをまとめると、以下の通りです。
意外ですね、と感じた方も多いのではないでしょうか。単体使用が当たり前だと思っていた方には特に重要な情報です。
実際に混合除草剤を作る際の配合例は以下の通りです。 これは約50㎡の芝生を対象にした実際の使用例です。
参考)https://realgreennikodawatte.com/yasuyo-202410-weed-control/
この配合で10Lの薬液が完成します。50㎡程度なら10Lで十分です。
注意点は薬液の作り方の順番です。シバゲンDFは粉末状の水和剤なので、タンクに直接粉末を投入すると溶け残りが発生しやすくなります。 必ず小さめの容器に少量の水を入れてシバゲンをしっかり溶かし、ペースト状にしてからタンクに移してください。 動画でも確認できますが、ペットボトルに少量の水とシバゲンを入れ30秒程度振るだけで均一に溶けます。
参考)https://www.youtube.com/watch?v=rRkyClNDxgo
展着剤は薬剤が雑草の葉にしっかりくっつくための補助剤です。 雨で流れにくくなる効果もあり、キャップ1杯(約1ml)程度で十分です。入れすぎると逆に薬効が薄まることもあるので注意してください。
参考)https://www.youtube.com/watch?v=rRkyClNDxgo
調製した薬液は当日中に使い切るのが原則です。 作り置きすると成分が分解され、効果が落ちる可能性があります。
参考)https://pj-kagoshima.com/view/item/000000000060
散布後6時間以内に雨が降ると効果が大幅に低下します。 天気予報をしっかり確認してから作業するのが条件です。雨の日の前日散布は厳禁と覚えておけばOKです。
参考)https://honobono-diy.com/5432/
夏の猛暑日が続く時期(気温35℃以上の日)は散布を控えることも重要です。 芝が熱ストレスを受けている状態で除草剤を散布すると、芝自体にダメージを与えてしまう可能性があります。特に高温期は薬量を通常の1/2〜2/3程度に減らして散布することが推奨されています。
参考)https://www.youtube.com/watch?v=tlWfhaMPa3k
芝生の生育が劣っている場合や生育初期(張りたて・目土直後など)の使用も注意が必要です。 葉の黄変が発生することがあります。ただし、その後の生育には影響しないとメーカーは説明しています。
参考)https://ibj.iskweb.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/d4b06b3b84b52730583c1629a73885fb.pdf
散布後の立ち入り制限も大切なポイントです。 散布当日は芝生への立ち入りを控えてください。特に小さなお子さんやペットが庭に出入りする家庭では、散布後24時間は入れないよう徹底する必要があります。
参考)https://shibao.blog/kusataihen/
散布後の芝刈りタイミングについては、薬剤処理後4〜5日で刈り込みができます。 雑草が枯れ始めるのを待たずに刈り込んでも、土壌処理効果が残っているため雑草の再発は抑制されます。これは使えそうですね。
参考)https://ibj.iskweb.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/03/d4b06b3b84b52730583c1629a73885fb.pdf
除草剤を使う際に見落としがちなのが、周辺植物への影響です。草花や樹木の新葉に薬液がかかると薬害が発生するリスクがあります。 花壇や家庭菜園に隣接している芝生に散布する場合は、段ボールや養生テープでしっかり保護してから作業しましょう。
参考)https://pj-kagoshima.com/view/item/000000000060
のり面(傾斜地)での使用は近傍への薬液流入リスクがあるため推奨されません。 雨水の流れで除草剤が排水路や隣地に流れ込む恐れがあります。傾斜のある庭での使用は慎重に検討してください。
参考)https://garden-diy.com/herbicide-howto/
作業中の保護具着用は必須です。 農薬用マスク・手袋・長袖の作業着を着用し、散布後は必ず手足・顔を石鹸で洗い、うがいをしてください。目に弱い刺激性があるため、ゴーグルの着用も理想的です。
参考)https://honobono-diy.com/5432/
使用済みの空容器は3回以上水洗いしてから廃棄します。 洗浄水はスプレータンクに戻して散布液として使い切るのが環境負荷を減らす正しい処理法です。
参考)https://honobono-diy.com/5432/
近隣に農地や水田がある場合は特に注意が必要です。除草成分が水系に流入すると農作物へ影響を与える可能性があります。散布前に風向きや天気を確認し、必要に応じて作業日を変更する判断力も重要です。
シバゲンを正しく混ぜて使うことで、草むしりの手間を大幅に削減しながら、美しい芝生を維持することができます。年2回の定期散布を習慣化すれば、リフォームで整えた芝生の景観を長く保つことができます。
参考)https://shibao.blog/kusataihen/
参考:シバゲンDFの公式製品情報(成分・使用量・注意事項)
石原バイオサイエンス シバゲンDF 農薬ラベル(PDF)
参考:実際の混合除草剤レシピと散布結果レポート
【芝日記】混合除草剤で秋の芝生を雑草から守る方法 | RealGreen
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